こんにちは。
福井県坂井市三国町の「髪と頭皮に優しいカラー専門美容室Vanilla(バニラ)」です。
しっかり染めたいから、自宅でカラーをする時、1時間は置いているわ。
いつも美容師さんに、長めに時間を置いてもらってるわ。
という方はいらっしゃいませんか?
実は、その行為
非常に危険です!
ヘアカラーを置く時間は、しっかり守らないと将来後悔するかもしれません。
ということで今回は、ヘアカラーの放置時間を守らないとどうなってしまうのか?を解説していきたいと思います。
まずは結論から
まずは結論から申し上げます。
ヘアカラーの放置時間の目安は、20分~30分です。
ヘアカラーの放置時間が短すぎると、
時間が短すぎると
- 希望の明るさにならない
- 希望の色が入りきらない
と、いうことになります。
一方で、放置時間が長すぎると、
時間が長すぎると
- 色が濃く入りすぎる
- より髪の毛が傷む
- より頭皮が弱る
- ジアミンアレルギーのリスクが高まる
ということになります。
つまり、
放置時間が長すぎる方が危険です!
放置時間を守り、希望のヘアカラーをするためのポイントは、
ポイント
- 素早くカラー剤を塗る
- 時間通りに流す
- 専用のケア・シャンプーをする
- 染まりが悪い場合は、カラー剤を変える
このようになります。
今紹介したのは、一般的なヘアカラー(酸化染料)のお話です。
ヘナ・トリートメントカラー・ヘアマニキュアは、別になります。
詳しく説明していきますね。
放置時間を短くすることで起こるデメリット
時間がないから、早く流しちゃったので染まりが悪かった。
と、いう経験はありませんか?
カラー剤が、髪の毛につくと
- 黒髪を明るくする(脱色)
- 染料が髪に定着する(酸化重合)
と、いう化学反応が同時に起こります。
この化学反応が終わるのが、約20分~30分になります。
最近では10分で染まる白髪染めもあります。
つまり、この化学反応が終わる前にヘアカラーを流してしまうことで、
時間が短すぎると
- 希望の明るさにならない
- 希望の色が入りきらない
と、いうことになるのです。
既定の時間はしっかり置きましょう。
あえて早く流す場合もある
とはいえ、美容室では既定の時間より早く流す場合もあります。
お客様の体調が優れないとき
ヘアカラーの最中、
- 頭皮が痛い
- 気分が悪い
と、いうようにお客様の体調が優れない場合は、すぐにお流しします。
染まりよりもお客様の体調が第一なので、我慢しないで美容師さんに言いましょう。
色が入りすぎると判断したとき
この前体調は良かったですけど、10分くらいで流されましたよ。
と、いう方はおそらく、
このまま時間を置くと、希望の色よりも色が濃くなってしまう。
と美容師さんが判断されたのでしょう。
先ほど化学反応が終わるのが、約20分~30分と言いましたが、これは新生毛(まだヘアカラーをしたことのない髪)の話です。
すでに、前回ヘアカラーをした毛先部分は、早く化学反応が始まり、染まる時間や仕上がりは新生部とは異なってきます。
根元と毛先の薬を塗り分けるのは、こういう意味もあるんですよ。
ある程度は、予測をたててカラー剤を塗るのですが、ダメージが大きい
- ブリーチをした後のヘアカラー
- 縮毛強制をした部分
というのは、予測が難しい場合があります。
たとえ早く流されたとしても、美容師さんがこまめにチェックしている場合は安心してください。
放置時間を長くすることで起こるデメリット
ヘアカラーの放置時間が長すぎると、
時間が長すぎると
- 色が濃く入りすぎる
- より髪の毛が傷む
- より頭皮が弱る
- ジアミンアレルギーのリスクが高まる
このようなデメリットがあります。
ヘアカラーの放置時間を早くしても、ヘアカラーの仕上がりだけにしか影響しませんが、放置時間を長く置いてしまうと、仕上がり以外にも影響を及ぼしてしまうので、しっかりと覚えておきましょう。
色が濃く入りすぎる
時間を置き過ぎて、毛先が黒くなってしまった。
という経験がある方もいるのではないでしょうか?
先ほど解説した通り、
- 前回ヘアカラーをした毛先部分
- ブリーチをした後のヘアカラー
- 縮毛強制をした部分
この部分は、化学反応が早く進みます。
既定の放置時間以上おいてしまうと、希望の色以上に色が入り込んでしまいます。
しかも、キレイに濃く入るのではなく、
濁った色・くすんだ色
のように、あまりキレイな色にはならない可能性があるので注意が必要です。
この経験がある方は、長く時間を置けばしっかり白髪が入ると勘違いしがちですが、新生部は長く時間を置いてもそれほど白髪の入りは変わりません。
通常より髪が傷む・頭皮が弱る・アレルギーリスクが上がる
ヘアカラーは、とても手軽に低価格で自分でもできるようになりましたが、今一度考えてみると、
ヘアカラーは、髪が染まる以外にいい事はない
ものです。
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普通に染めても、
- アルカリ剤が髪を傷める
- 過酸化水素が頭皮を弱める
- ジアミンがアレルギーを引き起こす
危険性があります。
それを定められた時間以上おいてしまうと、どうなるかは想像できると思います。
先ほど、化学反応が終わるのが、約20分~30分になります。
と言いましたが、これは染まる反応のことで、髪や頭皮に悪影響を与える反応は、カラー剤が髪に残っている限り続きます。
つまり、時間を長く置いても、
デメリットしかありません!
当店Vanillaでも、初めて来たお客様の髪の状態があまりにも悪かったので、お伺いした所、
家で1時間カラーを置いてたら、髪の毛が傷んでしまった。
という方がいました。
オーバータイムだけは、特に気をつけましょう。
ヘアカラーの放置時間を守るための対策
ここからは、ヘアカラーの時間をしっかりと守り、安心安全で、希望のヘアカラーにするためのポイントを解説します。
ポイントは4点
ポイント
- 素早くカラー剤を塗る
- 時間通りに流す
- 専用のケア・シャンプーをする
- 染まりが悪い場合は、カラー剤を変える
これらに気を付けてください。
素早くカラー剤を塗る
あまり意識していない方も多いと思いますが、ヘアカラーを塗るスピードはとても重要です。
例えば、ヘアカラーを塗るのに30分かかって、15分で流した場合、
- 最初に塗ったところは、すでに30分経っているので、合計45分放置してしまい時間の置き過ぎ
- 最後に塗ったところは、まだ15分しかたっていないので、流すには時間が早すぎ
ということになります。
なるべく、ヘアカラーの上手な美容室でヘアカラーをするのがおすすめですよ。
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きちっりと時間通りに流す
素早く塗り終わったら、時間をきちんと測り、時間通りに流しましょう。
当たり前のようですが、自分でヘアカラーをしても美容室でヘアカラーをしてもできてない場合があります。
自分でする場合はタイマーを使う
自分でヘアカラーをする場合は、きっちりとタイマーで時間を測り、時間通りに流しましょう。
けっして、
ドラマが終わってから流そう。
と、いうことのないように気をつけましょう。
美容室でする場合は時間通りに流してくれるところで
美容室でヘアカラーをする場合は、できるだけ時間通りに流してくれるお店を選びましょう。
塗り終わってだいぶ時間が経つけど、忘れられてないかな?
という経験はありませんか?
理由はいくつかあって、
- お客様を掛け持ちしていて、シャンプーができない
- シャンプー台が空いてなくて、シャンプーできない
- 忘れられてる
さすがに3つ目の「忘れられてる」は、ないとは思いますが、美容室でも時間通りに流せない場合があります。
対処法は、
- 混雑時には行かない
- マンツーマンの美容室に行く
- 低単価のお店にはいかない
こちらを守れば大丈夫です。
専用のケア・シャンプーをする
残念ながらヘアカラーの残留物質は、普通にシャンプーしただけでは落ちません。
残留物質が残ってしまっていては、放置時間を延長しているのと変わりません。
そこで対処法は2つ
- 美容室で、適切な処理をしてもらう
- ご自宅でヘアカラー専用のシャンプーで洗う
これらを意識しましょう。
美容室でのケア
美容室では、ヘアカラーの後に適切なケアをしてくもらいましょう。
当店Vanillaでは、できるだけヘアカラーの後のトラブルを予防するための対策をしています。
全国でも、このような美容室は必ずあります。
探してみてくださいね。
ご自宅でのケア
ご自宅では、当店で扱っているNOTTO OGシャンプーや、ヘアカラー専用のシャンプーで洗うと良いでしょう。
NOTTO OG シャンプー 500ml
¥4,950 (税込)
Vanillaオリジナルシャンプー 200ml
¥2,200 (税込)
これらは、ヘアカラーの残留物質を分解してくれ、きちんと髪を元の状態に戻してくれます。
染まりが悪い場合は、カラー剤を変える
私は染まりが悪いから、長く時間を置くのよ。
と、いう方もいるかもしれませんが、時間を長く置くと少しは濃く染まるかもしれません。
しかしその分、髪や頭皮に負担がかかってしまいます。
それよりは暗めの色に変えてみて、適正な時間を守るほうが髪と頭皮にとって良いでしょう。
どうしても時間を置きたい場合は、髪や頭皮に負担の少ないヘアカラーを選びましょう。
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まとめ
最後にもう一度繰り返します。
ヘアカラーの放置時間の目安は、20分~30分です。
ヘアカラーの放置時間を守らないと、
時間が短すぎると
- 希望の明るさにならない
- 希望の色が入りきらない
時間が長すぎると
- 色が濃く入りすぎる
- より髪の毛が傷む
- より頭皮が弱る
- ジアミンアレルギーのリスクが高まる
このようなことが起こります。
放置時間が長すぎる方が危険です!
放置時間を守り、希望のヘアカラーをするためのポイントは、
ポイント
- 素早くカラー剤を塗る
- 時間通りに流す
- 専用のケア・シャンプーをする
- 染まりが悪い場合は、カラー剤を変える
このようにしましょう。
ヘアカラーは手軽にできる反面、使い方を間違えると、将来取り返しがつかないことになるかもしれません。
しっかりと放置時間を守り、長期的にヘアカラーを楽しめるようにしましょう。
ではでは。