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ヘアカラーの「しみる」と「かゆい」の違い

 

こんにちは

福井県坂井市三国町にある髪と頭皮に優しいカラー専門美容室バニラです。

今回はヘアカラーで起こる「しみる」と「かゆい」の違いを解説します。

みなさんは今までにヘアカラーをしていて、ピリピリしみるような感覚や、むずむず痒くなるような感覚など体験したことはないでしょうか?この2つの症状はひとくくりにされがちですが、実は原因も対処法もまったく違うので注意が必要です。

ヘアカラーで起こる2つのかぶれ

よく「かぶれる」という言葉を使いますが正確には接触性皮膚炎と言います。意味は字の通り、皮膚に原因物質が触れた時に起こる皮膚炎のことを言います。

この接触性皮膚炎には2種類あって刺激性皮膚炎アレルギー性皮膚炎に分かれます。

ピリピリしみるような感覚は刺激性皮膚炎にあたり、むずむず痒くなるような感覚はアレルギー性皮膚炎になります。

特に注意が必要なのは発症したら治らないアレルギー性皮膚炎です。

次にこの2つのかぶれの特徴を解説します。

刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎の特徴

一般的なヘアカラーは酸化染毛剤と言われ、1剤に入っているアルカリ剤、染料(ジアミンなど) 2剤に入っている過酸化水素が化学反応を起こし、髪の毛を明るくすると同時に染料を定着させ染めていきます。

代表的なこの3つの成分が刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎を起こします。

原因、症状、予防法はそれぞれ異なりますので説明していきます。

刺激性皮膚炎

刺激性皮膚炎はその名のごとく刺激物に触れることで起こる皮膚炎です。誰にでも例外なく起こることが特徴です。例えば「ハイターなどを直接触れるとかぶれる」ように誰にでも起こる可能性があります。さらに触れた直後に症状が発生します。

ヘアカラーでの刺激性皮膚炎の原因

ヘアカラーにおいて刺激性皮膚炎の原因は1剤に含まれるアルカリ剤と2剤に入っている過酸化水素、もしくはその2つが化学反応して起こるブリーチ作用が原因とされています。

ヘアカラーでの刺激性皮膚炎の症状

カラーを塗られた直後に熱を持って暖かくなったのちにピリピリした痛みが起こります。特徴としては触れた直後に症状が出てやがて収まっていきます。

ヘアカラーでの刺激性皮膚炎の予防法、対処法

予防法としては頭皮のバリア機能がある状態で施術することが大事です。カラーの直前にシャンプーをしない、頭皮の保護剤を塗ることが基本的な予防法です。また、体調に左右されることがあるので、あまり体調が良くないときは、ヘアカラーを避けるほうが良いでしょう。

当店でも採用しているレゾシステムのように薬剤の刺激を緩和してカラーを塗布すると刺激性皮膚炎を予防することができます。

アルカリの強さによっても左右されるので、明るい色よりも暗めの色を選択する。アルカリ○○%カットや、低アルカリカラーなどが記載されたカラーを選ぶのも予防になります。

頭皮に直接つけないゼロテクも有効な予防法です。

また、アルカリ剤過酸化水素を使用しないカラーをする選択もあります。白髪染め限定にはなりますが、マニキュア、ヘナ、トリートメントカラー、ハーブカラーなどで施術することで刺激性皮膚炎を予防できます。

よく美容師さんから「しみたりしてないですか?」と聞かれると思いますが、基本的にしばらく時間が経てば落ち着いたり、薬剤を流してしまえば症状が落ち着くので、我慢される方が多いと思いますが、ただこれを繰り返すと頭皮のバリア機能が弱くなりアレルギー性皮膚炎を発症する恐れもあるので、美容師さんに相談するのがおすすめです。

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アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎はある特定の物質(アレルゲン)に過剰に反応を起こす人がその物質に触れることで起こる炎症です。例えば「普通の人は金属に触れても何ともないけど、アレルギーを持っている人が触ると炎症が起きる」など特定の人に出る症状です。「生まれつき牛乳アレルギーだ。」という先天性の場合もあれば花粉症のように「去年は大丈夫だったけど今年発症した。」という蓄積型の場合もあるのが特徴です。

ヘアカラーでのアレルギー性皮膚炎の原因

代表的なヘアカラーで起こるアレルギー性皮膚炎の原因は1剤に含まれている染料のジアミン、その中でも特にパラフェニレンジアミン(PPD)が強いと言われています。俗に言うジアミンアレルギーというものです。1度発症してしまうと治すのは難しいと言われています。今までは大丈夫だけどある日突然起きる可能性があるので、注意が必要です。

ヘアカラーでのアレルギー性皮膚炎の症状

約6時間~12時間後に症状が出るのが特徴です。軽い症状だと頭皮だけに痒みが出るだけですが、症状がひどくなると、赤みや腫れ、ブツブツなどの皮膚症状が出ていき、頭皮から浸出液が出たりさらには顔が腫れたり、首筋まで症状が拡大することがあります。この、後から反応が出ることを遅延型アレルギーといいます。

さらにひどくなると即時型アレルギーと呼ばれる塗布した直後に頭が痛くなったり、気持ち悪くなったり、呼吸困難に陥いるアナフィラキシーショックになる場合があります。

ヘアカラーでのアレルギー性皮膚炎の予防法、対処法

予防法としてはパラフェニレンジアミンに触れる回数減らすを事と、適切な処理で余分なジアミンを除去する事が大切だと思います。

一般的には100回から150回ヘアカラーをするとジアミンアレルギーを発症する可能性が高くなると言われています。接触回数を減らすためにパラフェニレンジアミン不使用のトルイレンジアミンカラーを併用したり、ノンジアミンカラーを併用することでジアミンアレルギーを予防できます。

例えば蓄積量がジアミンカラーが1 トルイレンジアミンカラーが0.5 ノンジアミンカラーが0だとすると、毎月ジアミンカラーをすると年間蓄積量は12 2回に1回トルイレンジアミンカラーをすると年間蓄積量は9 2回に1回ノンジアミンカラーをすると年間蓄積量は6になります。できるだけパラフェニレンジアミンに触れる回数減らすを事が大事になります。

また、当店でも採用しているレゾシステムのようにジアミンを適切に除去することも有効な予防法となります。

花粉症のように一度発症してしまうと毎年例外なく症状が出て、年々症状が悪くなるように軽い痒みが出た時点で何かしらの対策をする必要があります。

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ヘアカラーで起こるかぶれのまとめ

ここまで読んでいただいて、ヘアカラーでのしみるかゆいの違いや原因、予防法が少しでも分かって頂けたら嬉しいです。

最後に内容のおさらいです。

要点のまとめ

・しみるは刺激性皮膚炎 かゆいはアレルギー性皮膚炎

・それぞれの原因、症状、予防法、対処法が違う

・アレルギーで性皮膚炎の方が症状が重くなるので注意

ヘアカラーで何かしらの症状が出た場合はいつ、どんな症状が出たのかを美容師さんに伝えることで適切な対処法を教えてくれると思いますので、我慢せずに相談してみてください。

ではでは

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