見逃してはいけない！ジアミンアレルギーの初期症状と対策とは？

こんにちは。

福井県坂井市三国町にある「髪と頭皮に優しいカラー専門美容室vanilla（バニラ）」です。

気づいたら、ジアミンアレルギーになっていた。

お客様

ジアミンアレルギーの初期症状を、見極める方法はないですか？

お客様

と、いうご質問を頂きました。

スタッフ

知らず知らずのうちに、ジアミンアレルギーの症状が悪化してしまった方は、少なくはありません。

今回は、ジアミンアレルギーの初期症状と、この後の対処法について、解説をしていきます。

ジアミンアレルギーで、重症化しない為に、ぜひ読んでみてください。

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ジアミンアレルギーの初期症状とは？

ヘアカラーで染めた後、数時間後に、

こういった症状が出た方は、ジアミンアレルギーの初期症状かもしれません。

最初のうちは、軽い症状で済みますが、この状態を我慢したり、ヘアカラーが原因だと気付かないままヘアカラーを繰り返してしまうと、

など、強い症状に変わっていく可能性があります。

このような状態でもすぐに病院での治療が必要になります。

さらに、症状が悪化すると、

など命の危険を及ぼすような症状が出てしまうかもしれません。

そのためには、初期症状を見逃さずに、早めに原因をつきとめて、対策を行う必要があるのです。

ザ世界仰天ニュースのジアミンアレルギーの動画です。

↓

スタッフ

冒頭から、非常に怖い事を言って申し訳ないですが、それだけ重要なことなのです。

なぜジアミンアレルギーの初期症状を見落としてしまうのか？

ジアミンアレルギーの初期症状は、非常に見落としやすいのです。

理由は２つ

こういった理由で、見落としがちになります。

始めのうちは、症状は軽く

しばらくしたら、収まったから大丈夫でしょ。

お客様

と、軽く考えてしまい、次のヘアカラーの時には、そんなことがあったことすら忘れてしまいがちです。

さらには、ヘアカラーの後すぐに症状が出るわけではく、数時間後から最大４８時間後に症状が出るので、

なんか調子悪いけど、ヘアカラーとは関係ない。

お客様

シャンプーが合わなくなったからかな？

お客様

と、思ってしまうからです。

なので、症状が少しでも出た場合、さかのぼって４８時間以内にヘアカラーをしたかどうかを確認してください。

スタッフ

忘れないようにメモをとると良いでしょう。

ジアミンアレルギーと間違いやすい刺激性皮膚炎（かぶれ）

ジアミンアレルギーで起こる皮膚炎のことをアレルギー性皮膚炎（かぶれ）と言います。

アレルギー性皮膚炎（かぶれ）と混同しやすい皮膚炎で、刺激性皮膚炎（かぶれ）というものがあります。

ヘアカラーを塗られている時に、

ピリピリしみるから、ジアミンアレルギー？

お客様

と、思う方もいるかもしれませんが、実はこれはジアミンアレルギーとは別の刺激性皮膚炎（かぶれ）の可能性があります。

刺激性皮膚炎（かぶれ）はその名の通り、刺激物に触れたとき起こる症状です。

例えば、

スタッフ

ハイターを素手で触ったら、かぶれた。

このように、刺激物に触れた直後に起こる症状です。

詳しくはこちらをご覧ください

↓

見極め方は、

と、覚えておいてください。

ジアミンアレルギーの原因とは？

スタッフ

話をジアミンアレルギーに戻しますね。

ジアミンアレルギーになる原因を知らないと対策が打てないので、ジアミンアレルギーになる原因を説明していきます。

ジアミンアレルギーは、花粉症と同じで最初は何ともなかったのに、ヘアカラーを重ねるごとに体内にジアミンが蓄積されていき、一定量を超えると発症します。

よくコップの水に例えられますが、

染め続けても一生発症しない方もいれば、２０代で数回ヘアカラーをしただけなのに発症してしまう方もいます。

それだけ、いつだれが発症してもおかしくはないので、早めの対策が必要になります。

アレルギーリスクがある染料とは？

ジアミンがアレルギーリスクが高いといえど、ジアミンにも色々な種類があります。

代表的な染料で、アレルギーリスクが高い順に

この3種類があります。

スタッフ

カラー剤は、これらの染料を、数種類組み合わせて作られています。

初期のジアミンアレルギーなら治る？

少しのかゆみが出たけど、すぐに収まる程度の、まだ軽いジアミンアレルギーの初期症状がでた状態なら、ヘアカラーを少しの間休んでおけば、

アレルギーが出ない身体に、戻れるのではないですか？

お客様

と、思うかもしれませんが、残念ながら、

一度でもアレルギーを発症してしまったら、アレルギーが治るという事はありません。

アレルギー後の症状を治す、対処療法の薬はあっても、アレルギーを根本的に治す薬も残念ながらありませんし、今後も開発されることもないそうです。

理由は、アレルギーとは免疫細胞のエラーです。

スタッフ

この免疫細胞の活動を抑えてしまうと、他の病気などにかかりやすくなってしまうからです。

つまり、一度ジアミンアレルギーを発症してしまったら、

一生ジアミンアレルギーと付き合っていかなければならない

と、思っておいてください。

ジアミンアレルギーの初期症状が出た後の対処法

ここまでの話を聞くと、

少しでも、ジアミンアレルギーの症状が出たら、もうヘアカラーはしてはいけないのですか？

お客様

と、思うかもしれませんが、大切なのは、

ヘアカラーのどの染料に反応したかを見極めて、その染料を避けるということです。

ジアミンアレルギーの初期症状を無視して、我慢しながら染め続けていると、

これから紹介するヘアカラーすらも、使用できない身体になってしまう可能性がある

ので、ご注意ください。

ジアミンアレルギーリスクが高いものから避ける

先ほど紹介した染料

こちらの染料は、ジアミンアレルギーのリスクが高い順番になっています。

まだ、症状が軽いうちに上から順番に、使用する染料を減らし自分が何に反応しているのか確かめてみましょう。

パラフェニレンジアミン無配合のヘアカラー

まず、一番ジアミンアレルギーリスクの高いパラフェニレンジアミン無配合のヘアカラーを試しましょう。

パラフェニレンジアミンは、市場にあるヘアカラーの約90％に配合されているとても優秀な染料ですが、ジアミンアレルギーリスクが一番高いという唯一の欠点があります。

当店Vanillaでは２種類のパラフェニレンジアミン無配合のヘアカラーを扱っています。

スタッフ

「ノンパラミンカラー」や「パラフェニレンジアミン無配合カラー」と検索して探してみてください。

ノンジアミン酸化染料（パラアミノフェール入り）

パラフェニレンジアミン無配合のヘアカラーでも、かゆみなどの症状が出る場合、パラフェニレンジアミン・トルエン2.5ジアミンなどすべてのジアミン無配合のノンジアミン酸化染料を試しましょう。

ジアミンが入ってない分、染まりや色落ちに多少制限があるものの、通常のヘアカラーに近い仕上がりが期待できます。

当店Vanillaではノンジアミンヘルバを扱っています。

スタッフ

「ノンジアミンカラー」や「ノンジアミンヘルバ」と検索して探してみてください。

その他のノンジアミンカラー

パラアミノフェール入りのノンジアミン酸化染料でも、かゆみなどの症状が出る場合は、アミノフェール類無配合のノンジアミンカラーを選択する必要があります。

以下の４種類になります。

これらは、明るくしかできないものや、白髪しか染まらないものと、いろいろな制限が出てきますが、これらをうまく組み合わせることで、いつものようなヘアカラーに近い色を表現する事は可能です。

スタッフ

多少手間やコストはかかりますが、ジアミンアレルギーの初期症状を無視して、悪化させるよりは ノンジアミンカラーを駆使したヘアカラーを使用し、できるだけ長く安全にヘアカラーをする事が大事ではないでしょうか。

ジアミンアレルギーの初期症状【まとめ】

ここまで、ジアミンアレルギーの初期症状・原因・対策を説明してきましたが、少しはご理解いただけたでしょうか？

もう一度大事なことを、おさらいします。

決してまだ我慢できるからといって、放置しないでください。

将来後悔しない為にも、ジアミンアレルギーやノンジアミンカラーなどについて、正しい知識のある美容室に相談してみてください。

ではでは。

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