こんにちは。
福井県坂井市三国町の「髪と頭皮に優しいカラー専門美容室Vanilla(バニラ)」です。
ノンジアミンカラーって、傷まないんでしょう?
ノンジアミンカラーって、どんな色にでも染まりますよね?
当店Vanillaはジアミンアレルギー、ノンジアミンカラーに特化したヘアカラー専門店になります。
中にはノンジアミンカラーは、傷まずにどんな色にでも染まると思っているお客様もいらっしゃいますが、
ノンジアミンカラーにも得意なこともあれば、不得意なこともあるんです。
ノンジアミンカラーは、万能なヘアカラーではないいんですよ。
ということで今回は、ノンジアミンカラーのメリット、デメリットについて解説していきます。
今後、ノンジアミンカラーで染めてみようと考えている方は、参考にしてみてくだい。
結論
まずジアミン入りカラーとノンジアミンカラーの特徴を、以下のようにまとめました。
ジアミン入り酸化染毛剤 | ノンジアミン酸化染毛剤 | トリートメントカラー | ヘナカラー | ヘアマニキュア | ブリーチ※1 | |
---|---|---|---|---|---|---|
黒髪を明るく | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 |
白髪染め | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | ×※2 |
色持ち | 〇 | △ | × | 〇 | △ | ×※2 |
色の種類 | 〇 | △ | △ | × | △ | ×※2 |
アレルギー | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
髪・頭皮の負担 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | × |
※1 当店Vanillaではブリーチは扱っておりません。
※2 ブリーチは髪を明るくするだけなので×になります。
このようにノンジアミンカラーは、ジアミンカラーよりも優れている部分もあれば劣っている部分もあります。
自分に合ったヘアカラーを選ぶ事が大切なんです。
ということで、結論から言います。
ノンジアミンカラー全てで共通するメリットは、
メリット
- ジアミンアレルギーの方でも染められる
- ジアミンアレルギーを予防できる
- 髪や頭皮に優しいものもある
一方で、ノンジアミンカラーのデメリットは、
デメリット
- 色持ちが悪い
- 染まりが甘い
- 色の種類が少ない
このようになります。
それぞれ解説しますね。
ノンジアミン酸化染毛剤のメリット、デメリット
ノンジアミン酸化染毛剤は、当店ではノンジアミンヘルバを使用しています。
-
参考[ノンジアミンヘルバ]ジアミン0%の酸化染毛剤とは?
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おそらく現状で、ノンジアミン酸化染毛剤はこれしかありません。
ノンジアミン酸化染毛剤のメリット、デメリットは
メリット
- 通常のヘアカラーに仕上がりが一番近い
- おしゃれ染めは、ほぼ酸化染毛剤と同じ
- 明るい白髪染めができる
デメリット
- 髪と頭皮への負担は、通常のヘアカラーと同じ
- 暗めの白髪染めが苦手
- アミノフェールで、アレルギー反応がでる可能性がある
このようになります。
ジアミン入り酸化染毛剤とノンジアミン酸化染毛剤の違い
簡単に酸化染毛剤の染まる仕組みについて解説します。
酸化染毛剤とは、市場の約9割を占めているヘアカラー剤です。
酸化染毛剤は、
- 髪のキューティクルを開く
- 黒髪を明るくする
- 染料で髪を染める
これらの順番で、髪の色を変えます。
一般的のヘアカラーで③の染料に使われているのが、ジアミンになります。
ノンジアミン酸化染毛剤は③の染料が、ジアミンではなくアミノフェールを使用しています。
これだけの違いなんです。
通常のヘアカラー同様に、髪と頭皮への負担はあります。
ノンジアミン酸化染毛剤がおすすめな方
まとめると、ノンジアミン酸化染毛剤は、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめ
- 明るい髪色にしたい
- 白髪の染まりより、明るさを優先したい
- 髪や頭皮のダメージはあまり気にしない
という方におすすめです。
一方で、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめじゃない
- 髪の痛みが気になる
- 染めた時にいつもしみる
- 暗めの白髪染めがいい
という方は、トリートメントカラー、ヘナカラー、ヘアマニキュアがおすすめです。
ノンパラミンカラーがおすすめな方
特に現在ジアミンアレルギーではない方で染まりを優先したい方は、パラフェニレンジアミン不使用のヘアカラー(ノンパラミンカラー)をするのがおすすめです。
当店では、以下の2つになります。
-
参考「低ジアミンカラー」トルイレンジアミンカラー
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トリートメントカラーのメリット、デメリット
トリートメントカラーは、当店ではNODIA(ノジア)カラーを使用しています。
-
参考[NODIA ノジアカラー]ジアミンアレルギーでも白髪染めができるトリートメントカラーとは
こんにちは。 福井県坂井市三国町で髪と頭皮に優しいカラー専門美容室を運営していますバニラです。 今回は、こういう疑問をお持ちの方に回答致します。 Vanillaでも使用している、 ジアミンアレルギーの ...
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ホームカラーも大人気ですよ。
トリートメントカラーのメリット、デメリットは
メリット
- 髪、頭皮への負担が少ない
- 1回でしっかり染まる※3
- 地肌から染められる
- 暗めの白髪染めができる
※3 美容室で染めた場合
デメリット
- 色落ちが早め
- 明るめの白髪染めが苦手
- 黒髪は明るくならない
- かぶれる可能性がまれにある
このようになります。
ジアミン入り酸化染毛剤とトリートメントカラーの違い
酸化染毛剤の染まる仕組みは、
酸化染毛剤の染まる仕組み
- 髪のキューティクルを開く
- 黒髪を明るくする
- 染料で髪を染める
こちらですが、トリートメントカラーは、①②はありません。
美容室では、染まりを良くするため若干キューティクルを開かせます。
③の染料は、HC染料と塩基性染料を使用しています。
黒髪は明るく出来ない反面、髪や頭皮への負担は少ないですよ。
トリートメントカラーがおすすめな方
まとめると、トリートメントカラーは、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめ
- 短時間で、白髪を染めたい
- 暗めでしっかり白髪を染めたい
- 家でも白髪を染めたい
という方におすすめです。
さらに、
ジアミンアレルギーではないけど、
おすすめ
- 髪と頭皮に負担なく白髪を染めたい
- 家でも白髪を染めたい
- サロンカラーまでのつなぎとして、家で染めたい
という方にもおすすめです。
一方で、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめじゃない
- 黒髪を明るくしたい
- 明るめの白髪染めがいい
- 何カ月も持つ白髪染めをしたい
という方には、おすすめしません。
ヘナカラーのメリット、デメリット
ヘナカラーは、当店では100%天然ヘナを使用しています。
-
参考100%天然ヘナについて詳しく解説!
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ホームカラーも販売してます。
ヘナカラーのメリット、デメリットは
メリット
- 髪、頭皮への負担がほぼない
- ノンジアミン白髪染めでは1番色持ちがいい
- 地肌から染められる
- 髪・頭皮に良い影響を与える
デメリット
- 色の種類が少ない
- 白髪が多いと、2回染めないといけない
- 最初、髪のキシミを感じることがある
- やや高額
このようになります。
ジアミン入り酸化染毛剤とヘナカラーの違い
酸化染毛剤の染まる仕組みは、
酸化染毛剤の染まる仕組み
- 髪のキューティクルを開く
- 黒髪を明るくする
- 染料で髪を染める
こちらですが、ヘナカラーもトリートメントカラー同様に、①②はありません。
③の染料は、ヘナに含まれるローソン(ローソニア)を使用します。
このヘナの色はオレンジのみになります。
色をブラウンにする場合は、ヘナの後インディゴで染めなければいけません。
ヘナは髪のハリコシ効果、頭皮のデトックス効果あります。
ヘナカラーがおすすめな方
まとめると、ヘナカラーは、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめ
- 色持ちのよい、白髪染めをしたい
- 明るく白髪を染めたい
- 髪と頭皮に、良い影響を与える白髪染めをしたい
という方におすすめです。
さらに、
ジアミンアレルギーではないけど、
おすすめ
- 髪と頭皮に負担なく白髪を染めたい
- 科学的なものを使いたくない
という方にもおすすめです。
一方で、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめじゃない
- 黒髪を明るくしたい
- 暗めの白髪染めがいい
- 短時間で白髪を染めたい
という方には、おすすめしません。
ヘアマニキュアのメリット、デメリット
ヘアマニキュアは、当店でも扱っていますが、ノンジアミンカラーの中では1番施術数が少ないヘアカラーになります。
ヘアマニキュアのメリット、デメリットは
メリット
- そこそこ色持ちが良い白髪染め
- 頭皮に薬をつけないので、かぶれの可能性は少ない
デメリット
- 根本数ミリは染まらない
- 自分で染めるのは難しい
- 最初、髪のキシミを感じることがある
このようになります。
ジアミン入り酸化染毛剤とヘアマニキュアの違い
繰り返しにはなりますが、酸化染毛剤の染まる仕組みは、
酸化染毛剤の染まる仕組み
- 髪のキューティクルを開く
- 黒髪を明るくする
- 染料で髪を染める
こちらですが、ヘアマニキュアもトリートメントカラー、ヘナカラー同様に、①②はありません。
厳密には、施術前にシャンプーをして若干キューティクルを開かせます。
③のヘアマニキュアの染料の主成分はタール色素であり、髪の表面をコーティングすることで色を出します。
髪へのダメージは少ないですが、アレルギー反応や環境への影響などの注意点もあります。
アルコールが髪にダメージを及ぼす可能性もあります。
当店では、どうしてもトリートメントカラーが出来ない方が、されています。
ヘアマニキュアがおすすめな方
まとめると、ヘアマニキュアは、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめ
- 地肌に薬をつけたずに白髪を染めたい
- トリートメントカラーでもかぶれてしまう
という方におすすめです。
一方で、
ジアミンアレルギーだけど、
おすすめじゃない
- 根本からしっかり白髪を染めたい
- 短時間で白髪を染めたい
- 自分で白髪を染めたい
という方には、おすすめしません。
ブリーチのメリット、デメリット
ブリーチは、以外かもしれませんがノンジアミンカラーの仲間です。
当店Vanillaでは、扱っておりません。
ブリーチのメリット、デメリットは
メリット
- 黒髪を15レベル以上に、明るくすることができる
- 黒染め、白髪染めで暗くなった髪を明るくできる
デメリット
- 染料が入っていないので、もう1度染める必要がある
- 髪、頭皮への負担は大きい
- ブリーチでアレルギーを起こす可能性がある
このようになります。
ジアミン入り酸化染毛剤とブリーチの違い
繰り返しにはなりますが、酸化染毛剤の染まる仕組みは、
酸化染毛剤の染まる仕組み
- 髪のキューティクルを開く
- 黒髪を明るくする
- 染料で髪を染める
こちらですが、ブリーチは、①②のみです。
色を入れたい場合は、2素染めをする必要があります。
③の染料が入っていないため、ジアミンアレルギーの方でも染めることはできますが、ブリーチ剤にK¥含まれている過硫酸塩によるアレルギーの可能性はあります。
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参考「ブリーチアレルギーで顔パンパン!?」のニュースは他人事ではない!
こんにちは。福井県坂井市三国町の「髪と頭皮に優しいカラー専門美容室Vanilla(バニラ)」です。 ということで今回は、「人気TikTokerさんのブリーチアレルギー発症」のニュースについて当店Van ...
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ブリーチがおすすめな方
まとめると、ブリーチは、
ジアミンアレルギーにかかわらず、
おすすめ
- ハイトーンカラーを楽しみたい
- 黒染め、白髪染めを落としたい
という方におすすめです。
一方で、
ジアミンアレルギーにかかわらず、
おすすめじゃない
- 髪と頭皮を傷ませたくない
という方には、おすすめしません。
個人的には、敏感肌の方は控えた方が良いでしょう。
ノンジアミンカラーのメリット、デメリットのまとめ
ということで今回は、ノンジアミンカラーのメリット、デメリットについて解説してきました。
最後にもう一度まとめると、ノンジアミンカラー全てで共通するメリットは、
メリット
- ジアミンアレルギーの方でも染められる
- ジアミンアレルギーを予防できる
- 髪や頭皮に優しいものもある
一方で、ノンジアミンカラーのデメリットは、
デメリット
- 色持ちが悪い
- 染まりが甘い
- 色の種類が少ない
このようになります。
ノンジアミンカラーは、ジアミンアレルギーの方でも染められる非常に有能なヘアカラーでありますが、何も知らずに染めると、
こんなはずじゃなかった。
というような結果になることもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
ではでは。